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買取ができない家電はどのようにリサイクルされるの?

先日わざわざトラックを所有している友人に協力してもらって、大型液晶テレビとドラム式の洗濯機をリサイクルショップに持ち込み査定をしてもらうと、なんと買取できないと言われてしまいました。
これまでは古い家電でも故障さえしていなければ買取してもらえていたので、このことを訴えると、今は昔とは違って古い家電は買取できないようになっていると店員さんに言われてしまいました。
その後にテレビや洗濯機などにはリサイクル料金というものが掛かることを知り、自分の無知を恥じた次第です。
結局持ち込んだ家電は自宅に持ち帰りまだ使用しているのですが、リサイクル料金を払っても近々買い替えしようと思っています。
今回のように、買取してもらえなくなって本来の目的で使用されなくなった家電はどのようにリサイクルされているのでしょうか?
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家電はリサイクルされて再び家電に生まれ変わります

一般的に、リサイクル業者などによって回収された家電は、大きな専用の機械によって粉々にされて、破片になった家電を金属ごとに集められ再利用されます。この作業は特殊な選別機械によって行われ、主にはアルミ、鉄、銅などに分別されます。
その後は精錬所で金属ごとに溶かされて、不純物を取り除いて新しい商品に生まれ変わります。
家電にはプラスチックが多く使用されていますが、家電に使用されているプラスチック部品は仕分け作業をして洗浄した後で、特別な処理がなされて再び家電に生まれ変わります。
良く知られるところでは、古紙はトイレットペーパーに、ペットボトルは卵のパックなどの容器などにリサイクルされますが、家電で使用されていたプラスチックの多くは、再度家電に使用されるように取り組みがなされています。
家電メーカーがそういった取り組みを積極的に行っていて、その目的は同じ製品へと大切な資源を循環させることです。できるだけ新規の材料を減らすことにより、環境に優しいモノづくりができると考え、真剣にリサイクル活動を行っているのです。
再び家電に生まれ変わった後に、また同じプラスチックが家電として利用されることもあり、3度も同じ家電になることもあります。
全国にあるリサイクル工場でも、年々いろいろな技術を用いて回収した家電に使用されていた素材を分別して、さまざまなものに再利用しようという取り組みが活発になってきています。

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